沖縄上地流唐手道協会会員の皆様及び世界の上地流唐手愛好者の皆様へ
我が組織も設立以来満4年が過ぎ、皆様のご協力により年々強固になっております。 毎年の沖縄、東京本部、海外支部でのセミナー、審査会、大会等の開催がその証左であります。
まず新任会長としての私が取り組みたい事は、外国の会員を増やすことであり、自身の45年間の唐手修業と35年にわたる組織役員として培った人脈を活かしたいと思います。
特に南米には多数の上地流愛好家がいますので新しい支部の発足を期待し、また欧州の昔からの拳友にも連帯を呼び掛けたいと考えます。
我が組織の在り方ととしては「しなやか(軟)かつ筋肉質(硬)の組織」を目指します。
今後は3年単位のスパンで様々な改革を進めて行く予定で、最初の3年が序、次の3年が転、最終の3年を結びとします。
少し抽象的な表現ではありますが、会長として必ず具現化しようと決意しています。
上記目標達成の為、粉骨砕身努力しますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
最後に米国のジャック・サマーズ先生が先日ご逝去されたとの悲報に接しました。米国における上地流空手普及発展の功労者として、そのお名前は長く歴史に刻まれることでしょう。
ここに協会を代表し、謹んで哀悼の意を表しご冥福をお祈りしたいと思います。
2014年6月21日
沖縄上地流唐手道協会
会長 玉代勢勝次